銀座の柳2021年4月9日

見渡せば 柳桜を こきまぜて

都ぞ春の 錦なりける

素性法師

 

花冷えの頃となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

桜の花も見頃を終え、銀座を歩くと目に留まるのは柳の木。

かつては銀座のシンボルと言われることもあったようです。

 

東京の緑化事業として、明治の初期に植えられた街路樹。

初め植えられたのは、柳ではなく桜や松の木。

しかし、銀座の地盤ではうまく育ちませんでした。

銀座の土地に合う木は…と模索の結果、柳が植えられることになったのです。

 

その後、関東大震災や道路の整備、空襲などの被害を受け、減っていった柳の木。

寄贈され、植樹され、長年の時を経てまた銀座に柳が戻ってきたのでした。

今私達が目にしている銀座の柳には、人々の想いが詰まっていたのですね。

 

花冷えの折、皆様くれぐれもご自愛ください。

良い週末をお過ごしください。

 

 

Facebookはこちらから

Twitterはこちらから