いつしかと 暮を待つまの 大空は 曇るさへこそ 嬉しかりけれ
よみ人知らず
木々の緑が春光に映える今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。
暖かくはなって参りましたが、昨年から引き続き、おうちで過ごす時間が長くなりそうですね。
銀座を愛する皆様へ、お家で銀座のエッセンスを感じていただけるものはないものかと考えてみました。
ふと思えば銀座を舞台にしたテレビドラマ、映画などたくさんの作品があります。
とりわけ銀座が重要な役目を果たす作品がこちら。
ラジオドラマ「君の名は」
昭和27年から昭和29年にかけて放送されたNHKのラジオドラマ、「君の名は」。
「番組が始まる時間になると、銭湯の女湯から人が消える」と言われたほど人気を博し、人々の心を掴みました。
ラジオドラマののち、テレビドラマが放送された折には、お写真のような主人公のスカーフの巻き方がファッショントレンドとなったそうです。
このドラマの中で、主人公たちが再開を約束する場所、それが「銀座」の「数寄屋橋」なのです。
会いたくても会えない二人…
いつの時代もすれ違いは起こり、時代に翻弄されるものです。
昨今の情勢の中、会えない人を想いながら…
銀座にまつわる作品をお家で楽しんでみてはいかがでしょうか。
明日は傘が必要となりそうですね。皆様良い週末をお過ごしくださいませ。