銀座の通り2021年4月21日

春雨の

露のやどりを 吹く風に

こぼれてにほふ 山吹の花

金槐和歌集 源実朝

 

葭始生の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。

昨日は二十四節気の「穀雨」でしたが、ここ数日良いお天気が続いていますね。

 

さて本日は、銀座の通りの名前についてです。

銀座にはユニークな名前の通りがたくさんあり、人々に親しまれています。

その中でも興味深い名前を少しだけ紹介したいと思います。

 

 

銀座コリドー通り

この名前は銀座にあまりご縁のない方でも耳にしたことがあるのではないでしょうか。

一度聞いたら忘れないようなこの名前。実はフランス語から来ているのです。

コリドーとはフランス語で「le corridor」回廊、廊下、といった意味で、一説によると飲食店が軒を連ねる様子からその名がつけられたとのこと。

銀座の中でもとてもカジュアルな通りといった感じです。

 

マロニエ通り

こちらもなんとフランス語。

ラグジュアリーなお店が集まっているこちらの通り、もともとはオフィス街だったそうです。

そこにフランスの都、パリの香り漂うエレガントなお店が次々とオープン。

パリの街路樹といえばマロニエ、ということで「マロニエ通り」が誕生。

そしてその流れに沿いマロニエが植えられたそうです。

 

金春通り

こちら、「こんぱるどおり」というちょっと変わった読み方の通り。

その由来は、江戸時代まで遡ります。

当時能楽の名家、金春流のお屋敷がこちらにあったことから金春通りと呼ばれる所以となったそうです。

そして驚くことに、江戸時代から続く銭湯が今も残っており、その名も「金春湯」と、また風情を感じます。

1863年に開業したとのことで、入り口に立つと150年以上の歴史の重みを感じざるを得ません。

 

 

まだまだたくさんご紹介したいのですが、本日はここまで。

銀座を訪れた際には是非その通りの名前にも目を向けてみてくださいね。