銀座発祥の地2021年4月28日

目には青葉 山ほととぎす 初鰹

山口素堂

 

色とりどりの鯉のぼりが空を元気に泳ぐ時期となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

今から66年前、銀座に碑が建てられました。

 

"銀座発祥の地
銀座役所趾
慶長17年(紀元2272年 西暦1612年)
徳川幕府此の地に銀貨幣鋳造の銀座役所を設置す
当時町名を新両替町と称せしも 通称を銀座町と呼称せられ
明治2年 逐に銀座を町名とする事に公示さる

昭和30年4月1日建之
銀座通連合会"

 

碑があるのは、かつて銀貨を製造する「銀座」があったとされる場所。

 

この碑によると、徳川幕府時代、銀貨をつくる銀座役所が建てられた。

正式な町の名前は「新両替町」だったが、通称「銀座町」と呼ばれていた。

その後、明治2年にその通称を正式名称として制定した。とのこと。

 

徳川家康が江戸幕府を開いたのが今から遡ること400年以上前の慶長8年。

と考えると、江戸幕府が開かれ、駿府より京橋へ銀貨の役所がうつり、当時の通貨「慶長小判」が幕府のお膝下で作られるようになった、という歴史の流れがよくわかります。

いわゆる銀座役所の歴史は江戸幕府の歴史であり、1787年に始まる寛政の改革で鋳造所としての役目を終えるまで江戸幕府とともにあったということです。

その歴史を残すかたちとして新たな時代、明治が始まった時、正式に銀座となり現代までその名を残しています。

現在では本来の銀座、つまり通貨を作る場所としてではなく、ハイレベルなファッションの街として存在していますが、日本一地価の高い場所だったりと、お金と関係するといった点では今も変わっていませんね。