1971年に、銀座4丁目三越の一階に、マクドナルド国内第一号店がオープンし、銀座の中央通りは、ハンバーガー片手に満面の笑みで行き交う人々で溢れていました。
当時の新聞は「道路が笑顔で埋まった」と見出しをつけたほど、高度経済成長期からバブル期に移る1970年代の活気を象徴させた出来事の一つと言っていいでしょう。
昭和の時代は、まだまだ「歩きながら食べる」という行動は品がなくマナー違反とされ、連日マクドナルド側に多くのクレームが上がったと言われています。
しかし、マクドナルド日本支社では「笑顔で最高に接客ができる女子大生」と「クレーム処理と街の清掃をきめ細かにできるクリーニングスタッフ」の両方を教育配置したことが、功を奏したと言われています。